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トーマの心臓

冬の終わりのその朝、1人の少年が死んだ。
トーマ・ヴェルナー。
そして、ユーリに残された1通の手紙。
「これがぼくの愛、これがぼくの心臓の音」。
信仰の暗い淵でもがくユーリ、父とユーリへの想いを秘めるオスカー、トーマに生き写しの転入生エーリク……。
透明な季節を過ごすギムナジウムの少年たちに投げかけられた愛と試練と恩籠。
今もなお光彩を放ち続ける萩尾望都初期の大傑作。

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コメント

  1. 匿名 より:
    トーマの心臓 (1) (小学館文庫 はA 3)

    中学の時に2冊組コミック本で読んだ
    懐かしい作品。

    皆で何度も回し読みして今手元にある2冊の傷み具合も
    当時を思い出させて懐かしさがこみ上げます。

    私達の間では圧倒的にオスカーが人気でした。

    ドイツのとある寄宿制の男子校が舞台で、
    今で言うBLモノのハシリ?とも
    思われるだろうけど、改めて読みなおすと
    その手の香がほんのり漂いながらも
    ハッキリと別モノって思います。

    ある、事件をきっかけに
    人を愛する真心を封印してしまうユーリ。

    トーマは命を差し出して
    愛は全てを許すことが(他人も自分自身も)
    出来るとユーリに伝えたかったのかな。

    ラストで神学校へ1人向かうユーリと
    見送るエーリックとオスカー。

    救われたユーリの清々しさ
    友が去っていく寂しさ
    どちらも切なく愛おしい。

  2. 匿名 より:
    トーマの心臓 (1) (小学館文庫 はA 3)

    まさに号泣。
    涙と鼻水がとまらなかった!

    そして美少年がたくさんいすぎて気が変になりそうだった、あたしはオスカーがいいな。

    漫画というより文学です。

  3. 匿名 より:
    トーマの心臓 (1) (小学館文庫 はA 3)

    2018.9.21読了
    ☆3

    図書館で借りた。

    なかなか感情移入がしにくいテーマだった。

  4. 匿名 より:
    トーマの心臓 (1) (小学館文庫 はA 3)

    ひとりの少年が愛を理解するまでの物語。

    ユーリには必ず理解できると信じたから、トーマは死を選んだのだな。

    と、大筋はこれなのだけど、彼らを取り巻くそのほかの少年たちの様々な心の葛藤も丁寧に描かれていて見所満載。

  5. 匿名 より:
    トーマの心臓 (1) (小学館文庫 はA 3)

    重い、難しい、ツラさを伴う物語。
    でも目を離すことができず、つい引きこまれてしまうパワーがある。
    これが「名作」と呼ばれる作品のチカラか(@@)。
  6. 匿名 より:
    トーマの心臓 (1) (小学館文庫 はA 3)

    美しいし、そして思ってた以上にしっかりBLなのね(笑)
    でもイマドキの萌えを追求した結果みたいなBLとは違う。
    これはもっと清潔で耽美。

    萩尾望都ってボーイズラブの元祖と言われたりするらしいですね(笑)ちょっとびっくり。

    素敵な話でした。

    夢中で読んでたら夜が明けてしまった。

  7. 匿名 より:
    トーマの心臓 (1) (小学館文庫 はA 3)

    これは献身の物語だろう。
    登場人物たちは初めから愛されている。
    けれども愛されるだけじゃ足りない。
    愛することでやっと幸福になることができる。

    今はここまで