太陽系第4惑星・火星。
赤い風の吹く星。
23世紀末の地球に天を見つめる1人の少女がいた。
レッド・星(せい)。
火星に生まれ、火星を恋する第5世代の火星人。
しかし、夢にまで見た故郷に帰った時、火星の大いなる災いが始まった。
火星と火星人の呪われた運命を救うため、銀河系の中心で少女が見たものは……。
萩尾望都が描く壮大なSF叙事詩。
太陽系第4惑星・火星。
赤い風の吹く星。
23世紀末の地球に天を見つめる1人の少女がいた。
レッド・星(せい)。
火星に生まれ、火星を恋する第5世代の火星人。
しかし、夢にまで見た故郷に帰った時、火星の大いなる災いが始まった。
火星と火星人の呪われた運命を救うため、銀河系の中心で少女が見たものは……。
萩尾望都が描く壮大なSF叙事詩。
コメント
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
未来地球の暴走族で女でありながらボスである、セイは自らが火星人であることを隠して生きてきた。
ある日セイのもとに不思議な青年が現れて。
。
っていうお話。
SFで壮大で、素敵な、ラブストーリーでした。
ラストは涙無しには見れないね。
いい話や~。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
長~い時を経て、別の友達がまた貸してくれたので再読した。
未確認だが、もしかすると母が購入していて、今頃実家にあるかもしれない。
スケールの大きなSFだけど、
時空間を巻き込む巨大な流れよりも、
結局はちっぽけな人間の心の問題が肝心なのだと考えさせられた。
ラバーバのセリフ「わたしの妻をですか?」で、お茶噴いたけど(笑)
ラストも切なくて好きだなぁ。
……ところで、ジャンルが「本」になっていたので
運営さんに連絡して「マンガ」に変更してもらいましたよ。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
と感動しました。
人が火星に生活圏を求めるようになった未来のお話です。
おもしろいです!
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
と何度読んでも憐れに思ってしまうのです。
僭越ながら。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
そのへんの小説よりずっとずっと深くて面白い。
何度も読み返している話。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
思えば火星ものには惹かれてたくさん読んできた。
『火星のプリンセス』から『火星の人』まで。
多くの作品で描かれる「失われた火星」への郷愁が、故郷や子供時代を偲ぶ気持ちに重なるのかな。
それでいうと、この作品はあまりにもそれに満ち満ちていて、つらいくらいだ。
ところで『レッド・マーズ』の続編はいつ出るねん。
10年以上待っとるけど、ていうか、出るんかい。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
でも、ESPが人間の退化だというのはすごくびっくりな解釈と思って、考えさせられました。
なんと言っても、エルグが切なくて、切なくて…。
同時にとても、とても、美しくて。
。
。
最後の星を想いながら角を砕くところは、本当に、本当に、泣けてきてしまいます。
星!
はやく成長して、エルグを迎えに行ってあげて~!
(´;ω;`)わーん!
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
ラストは賛否両論だと思うけど、私は納得できた。
みんな新しい天地で幸せになってくれ。
ただ、ひとりエルグだけが不憫ですが・゚・(ノД`)・゚・
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
」だったが、光瀬龍原作の「百億の昼千億の夜」に夢中になったものだ。
このスター・レッドは、今回初めて読んだのだが、初めてなのに懐かしい気がしたのは、以前に読んだ萩尾SF作品と通じるところが多いからなのだと思う。
どうやら、自分は、萩尾SFの中ではスター・レッドを飛ばして銀の三角あたりにまた読み出したようだ。
いったい何故この時期の萩尾漫画が抜けていたのかな。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
」だったが、光瀬龍原作の「百億の昼千億の夜」に夢中になったものだ。
このスター・レッドは、今回初めて読んだのだが、初めてなのに懐かしい気がしたのは、以前に読んだ萩尾SF作品と通じるところが多いからなのだと思う。
どうやら、自分は、萩尾SFの中ではスター・レッドを飛ばして銀の三角あたりにまた読み出したようだ。
いったい何故この時期の萩尾漫画が抜けていたのかな。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
と感動しました。
人が火星に生活圏を求めるようになった未来のお話です。
おもしろいです!
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
名作は何十年経っても色褪せない。
文庫持ってるけど、大きい絵でも見たい。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
重要キャラがあっさり途中退場してったりして、キャラに思い入れ持って読むとツライ(笑)
そしてなんだかんだ言ってラストの結末に萌えてしまう自分が憎い。
なんかすっごいヘッセキャラっぽいよね・・・。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
数千年の孤独を すべてうめたかった’
異端とか異質とか異形とか、そういうものの「哀しみ」を描くのが、凄まじく上手いと思うのです
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
面白いと思ったのは地球人と火星人という対立だけでなく異星人のエルグやゼスヌセル人を物語に盛り込んだこと。
超能力の発展そして崩壊の未来により深みが出た。
エルグの何千年もの孤独を思うと切ない。
星とエルグのシーンには惹きつけられるものが多い。
それはやはりエルグが初めて見つけた心の故郷だからだろうか。
「存在して(略)きみに出会った」という台詞は彼のこれまでを思うと本当に沁みる。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
未来地球の暴走族で女でありながらボスである、セイは自らが火星人であることを隠して生きてきた。
ある日セイのもとに不思議な青年が現れて。
。
っていうお話。
SFで壮大で、素敵な、ラブストーリーでした。
ラストは涙無しには見れないね。
いい話や~。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
火星人の暮らし、起源、慣習などをきっちりと決めてあり、リアルだ。
そんな萩尾ワールドに浸れる作品。
萩尾望都の漫画を読みたいけど、何から読んだらいいか迷っている人にお奨めの本。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
重要キャラがあっさり途中退場してったりして、キャラに思い入れ持って読むとツライ(笑)
そしてなんだかんだ言ってラストの結末に萌えてしまう自分が憎い。
なんかすっごいヘッセキャラっぽいよね・・・。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
最後は希望があるような感じだけど、エルグのことを思うと切なくなる話だった。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
レッド・星が格好良くって女性から支持されそう。
強く生きる彼女を応援しつつ、途中で起きる事件にハラハラしつつ最後は、幸せに生きる火星の子を思うのです。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
ようやく、です。
白い髪に赤い瞳の少女星(せい)は、忌むべき能力者を産み出すゆえに排斥された故郷、火星を想い続けてきた。
ある夜謎の青年エルグと出会ったときから運命が動き始める。
最後の、エルグの悲痛でせつない呼びかけが印象的でした。
(2005年09月19日読了)
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
主人公の星が凛々しくて素敵です。
個人的にはこのころの絵が好きです。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
(ノ・ω・)ノ テモ !
。゚+.(*・ω・*)ノ。+イイ
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
赤い瞳に白い髪をもつ火星人たちは、超能力をつかうことができ、その力を怖れる地球人たちに迫害されていました。
正体をかくして生活していた星でしたが、エルグという青年に赤い瞳を見られてしまいます。
しかし、彼女が火星人であることを見抜いたエルグは、星に協力して火星に潜入しますが、彼女に不審をおぼえた情報局のペーブマンがそのあとを追います。
やがて星は、火星に暮らしている火星人たちに出会いますが、彼らが未来を占ったところ、星は災いをもたらすというお告げが示され、星は彼らのもとからも逃げ出すことになります。
地球人たちに迫害された火星人たちの歴史に心を寄せる星が、彼女たちの能力は人類の退化の証であると主張して彼女を捕らえようとするペーブマンから逃げつつ、地球人と火星人の悲劇的な運命によって翻弄されるストーリーは、読者を引き込む魅力をもっています。
ただ、エルグの正体が判明したあたりで、星を取り巻く基本的なテーマはすでに出そろっている感もあり、それ以降のストーリーがやや著者のコントロールのもとを離れてしまったような印象を受けてしまいました。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
火星人の持つ火星への適応とESPを恐れる地球人は火星人を排除しようとする。
異星人同士の消えぬ戦いとひそやかに生まれる新しい命。
エルグと星の恋がいつの日か成就せんことを。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
(ノ・ω・)ノ テモ !
。゚+.(*・ω・*)ノ。+イイ
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
読み返すほど奥が深くなってゆく。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
レジに持ってったら店番のおばちゃんが「これ、読むと元気出るよ」って言ってた。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
長~い時を経て、別の友達がまた貸してくれたので再読した。
未確認だが、もしかすると母が購入していて、今頃実家にあるかもしれない。
スケールの大きなSFだけど、
時空間を巻き込む巨大な流れよりも、
結局はちっぽけな人間の心の問題が肝心なのだと考えさせられた。
ラバーバのセリフ「わたしの妻をですか?」で、お茶噴いたけど(笑)
ラストも切なくて好きだなぁ。
……ところで、ジャンルが「本」になっていたので
運営さんに連絡して「マンガ」に変更してもらいましたよ。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
主人公の星が凛々しくて素敵です。
個人的にはこのころの絵が好きです。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
脇役で出したエルグが物語をうまくリードしてくれたと振り返っている。
主人公のスター・レッドは、超能力を持った火星人の少女。
名前は星(セイ)で、白髪で赤目…遺伝子突然変異で生まれてきている。
ホワイトタイガーなど地球上の生物でもよく見られるアルビノというやつだ。
実は視力がないのだが、目ではなく透視能力で世の中を見ている。
他にも、読唇術、瞬間移動、念動力など多種多様な超能力を持っている。
萩尾望都さんの描く少女は、世間(男目線の文化)が暗黙のうちに要求する「女性らしさ」を拒否している。
近年ではジェンダーレスとかジェンダーフリーなどの議論が活発になり、法改正を含めて社会常識が変わりつつあるが、45年も前からこのテーマと対峙しているのだ。
生物的に否定できない「妊娠」「出産」の役割分担すらぶち壊して、本作では男性だったヨダカが子供を産む。
『百億千億』は少年マンガ雑誌に掲載されたが、『スター・レッド』は少女コミックで連載された。
絵柄だけ見ると美男美女ばかりなので、当時は(今も?)少年向けの雑誌には不向きだと判断したのだろうが、内容は少女向けというわけでもない。
本作品の驚きの一つは、物語の途中で主人公の星(セイ)が死んでしまうことだ。
だが、萩尾望都さんの頭の中には、そうすることで生まれるストーリー展開が出来上がっていたようだ。
荘厳な宇宙とそこで生きる生命の種の存続について考えさせられるエンディングが素晴らしかった。
萩尾望都さんの作品を3冊読んで、いったん休止にするつもりだったが、『マージナル』も読もうかという気持ちが湧いてきた。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
なにかこの宇宙に意味を持ってるだろうか?
ーまたこの宇宙のどこかにいるのなら…受けとっておくれ
すべての柱に 地に ぼくはきざみこむ「きみを 愛している」と
きみを愛している
ぼくは美しい星に住む 美しい生命でありたかった
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
すげー!
近未来叙事詩っていうのかしら。
福音書にも通じるものがある。
生物の存在意義に関する見解に同感。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
数千年の孤独を すべてうめたかった’
異端とか異質とか異形とか、そういうものの「哀しみ」を描くのが、凄まじく上手いと思うのです
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
と叫びたくなる作品。
(萩尾望都はどれもこれもすごいけど)
SFです。
全一巻。
解説(エッセイだったかも)を小谷真理先生がお書きになってます。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
白い髪に赤い目。
星が格好よくて、火星人たちの設定もすごく魅力的で……、少年たちを書かせてもすごい人だけど、この人の魅力はやっぱりSFだと思う。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
萩尾望都と出会った人と出会えなかった人は、人生が変わるでしょう。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
と叫びたくなる作品。
(萩尾望都はどれもこれもすごいけど)
SFです。
全一巻。
解説(エッセイだったかも)を小谷真理先生がお書きになってます。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
なにかこの宇宙に意味を持ってるだろうか?
ーまたこの宇宙のどこかにいるのなら…受けとっておくれ
すべての柱に 地に ぼくはきざみこむ「きみを 愛している」と
きみを愛している
ぼくは美しい星に住む 美しい生命でありたかった
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
赤い風の吹く星。
23世紀末の地球に天を見つめる1人の少女がいた。
レッド・星(せい)。
火星に生まれ、火星を恋する第5世代の火星人。
しかし、夢にまで見た故郷に帰った時、火星の大いなる災いが始まった。
火星と火星人の呪われた運命を救うため、
銀河系の中心で少女が見たものは……。
萩尾望都はまったくたいしたSF作家だと思う。
古い作品だけどまったく色あせない、今の時代読んでも
面白いSF。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
こんなに素晴らしい物語を
描けるのだろう…
彼女の世界観が存分に詰まった
SFファンタジー。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
レッド・星が格好良くって女性から支持されそう。
強く生きる彼女を応援しつつ、途中で起きる事件にハラハラしつつ最後は、幸せに生きる火星の子を思うのです。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
主人公セイのキャラクターが素晴らしい。
恐怖、迫害、救済、敬愛、別離、進化、
SF的切なさが詰まった作品。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
面白いと思ったのは地球人と火星人という対立だけでなく異星人のエルグやゼスヌセル人を物語に盛り込んだこと。
超能力の発展そして崩壊の未来により深みが出た。
エルグの何千年もの孤独を思うと切ない。
星とエルグのシーンには惹きつけられるものが多い。
それはやはりエルグが初めて見つけた心の故郷だからだろうか。
「存在して(略)きみに出会った」という台詞は彼のこれまでを思うと本当に沁みる。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
名作は何十年経っても色褪せない。
文庫持ってるけど、大きい絵でも見たい。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
モトワールドにどっぷりつかりました。
今読んでもこの物語が持つスケールの大きさに感嘆してしまいます。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
30年以上前に初めて読んだ時は、ラストに物足りなさを覚えたが、今回読み直して納得できた。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
ようやく、です。
白い髪に赤い瞳の少女星(せい)は、忌むべき能力者を産み出すゆえに排斥された故郷、火星を想い続けてきた。
ある夜謎の青年エルグと出会ったときから運命が動き始める。
最後の、エルグの悲痛でせつない呼びかけが印象的でした。
(2005年09月19日読了)
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
子供の頃、赤い目になりたかった~~^q^
今読んでも名作だと思います^^*
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
第11回ファン投票星雲賞コミック部門受賞。
白い髪赤い瞳火星生まれ主人公の壮大な萩尾望都さまスペースオペラ物語。
なかなかの難解さでしたが、これが当時の少女マンガに連載させていたことにビックリ。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
独特の世界観と登場人物の魅力は数年経っても色褪せず。
取り残される孤独感を少女漫画ならではの描写で、読む側の心をぐっとつかませてくれます。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
と何度読んでも憐れに思ってしまうのです。
僭越ながら。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
火星人であることをひた隠しに生きてきた彼女に、謎の異星人エルグが接近。
故郷である火星に帰ろうと誘うが…。
SFものは絵がないとキツイ。
壮大なSFストーリーだが、結末も、個々のキャラクターもしっかりしていて読みやすい。
しかし「あんたの飲みしろ」の意味がわかんなかったことにさすがに一昔前の漫画なんだな、と思った。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
白い髪に赤い目。
星が格好よくて、火星人たちの設定もすごく魅力的で……、少年たちを書かせてもすごい人だけど、この人の魅力はやっぱりSFだと思う。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
そのへんの小説よりずっとずっと深くて面白い。
何度も読み返している話。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
主人公セイのキャラクターが素晴らしい。
恐怖、迫害、救済、敬愛、別離、進化、
SF的切なさが詰まった作品。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
赤い風の吹く星。
23世紀末の地球に天を見つめる1人の少女がいた。
レッド・星(せい)。
火星に生まれ、火星を恋する第5世代の火星人。
しかし、夢にまで見た故郷に帰った時、火星の大いなる災いが始まった。
火星と火星人の呪われた運命を救うため、
銀河系の中心で少女が見たものは……。
萩尾望都はまったくたいしたSF作家だと思う。
古い作品だけどまったく色あせない、今の時代読んでも
面白いSF。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
赤い瞳に白い髪をもつ火星人たちは、超能力をつかうことができ、その力を怖れる地球人たちに迫害されていました。
正体をかくして生活していた星でしたが、エルグという青年に赤い瞳を見られてしまいます。
しかし、彼女が火星人であることを見抜いたエルグは、星に協力して火星に潜入しますが、彼女に不審をおぼえた情報局のペーブマンがそのあとを追います。
やがて星は、火星に暮らしている火星人たちに出会いますが、彼らが未来を占ったところ、星は災いをもたらすというお告げが示され、星は彼らのもとからも逃げ出すことになります。
地球人たちに迫害された火星人たちの歴史に心を寄せる星が、彼女たちの能力は人類の退化の証であると主張して彼女を捕らえようとするペーブマンから逃げつつ、地球人と火星人の悲劇的な運命によって翻弄されるストーリーは、読者を引き込む魅力をもっています。
ただ、エルグの正体が判明したあたりで、星を取り巻く基本的なテーマはすでに出そろっている感もあり、それ以降のストーリーがやや著者のコントロールのもとを離れてしまったような印象を受けてしまいました。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
母が自宅に所蔵していた。
生涯初めて読んだ本である手塚治虫『アトムキャット』(秋田書店?)に、主人公の飼い猫が大昔主人に殉死させられた猫の怨霊を打ち倒す話があったが、この物語にもそれと同様に「人間のエゴ」が絡んでいる。
地球人たちのエゴに対してエゴで応じる火星人たち。
双方を血で血を洗う争いから解き放とうとする主人公だったが…。
もし時雨沢恵一がこの物語を描いたなら、地球人も火星人も「同じ穴のむじな」つまり自分たちの都合しか頭になく、かつそれに自覚のない集団とするだろう。
そしてもし、かの男装の旅人が登場するなら、主人公の少女を「無力な中立」つまり双方にとってのいい面の皮として見るだろう。
結局、この作品も、時雨沢氏の作品同様「無自覚のエゴ」を描いているように思える。
作者の意図は知らないが。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
ただ基本的に物語はハッピーエンドであるという常識を他の作品で崩されつつあったころだったんだけど、この話のエンディングはハッピーエンドなのか違うのかで戸惑った覚えはあるなあ。
余裕があれば今もう一度。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
こんなに素晴らしい物語を
描けるのだろう…
彼女の世界観が存分に詰まった
SFファンタジー。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
読了後は満腹でした。
え、これで終わり?的な話って、とても好きです。
説明不足じゃね?ぐらいが好きです。
それは隙間を想像するオタクの性、ではなく 笑
どこかに謎を残している話っていうのは、奥行きがとても広がっていて、品すら感じます。
ま、とにかく壮大でした!
やっぱり、すごい、としか。
エスパーに対する描かれ方に言葉を無くして、ぞくりとしました。
そして、無辺な愛の話ですね。
大好きです。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
彼女は生まれ故郷の火星に強い憧れを抱くエスパーであった。
正体不明の美少年・エルグと出会ったことで、彼女の人生が大きく動き出す。
萩尾望都大先生のSF長編。
脇役もちゃんと活躍するのが素敵。
「主要キャラクターはあれだが、希望は残った…」という感じの終わり方や迫害されるエスパーという設定、溢れんばかりのSFイズムが竹宮惠子『地球へ…』を思わせる。
あれも名作。
しかし、この人の漫画は設定がしっかりしているのにいつも感心させられる。
一部の登場人物の造型や世界設定が『マージナル』に引き継がれてるように感じた。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
宇宙は女性的。
たくさんの自分の好きなSF作家がこの作品の影響を受けているだろうということを感じた。
これが「少女コミック」に連載されていたということも、また時代なんだと感じる。
女性の持つ力、男性には解らない神秘。
だけど、男性から見ないと解らない力や、男性にこそ神秘に感じられる部分もあるのだろう。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
宇宙は女性的。
たくさんの自分の好きなSF作家がこの作品の影響を受けているだろうということを感じた。
これが「少女コミック」に連載されていたということも、また時代なんだと感じる。
女性の持つ力、男性には解らない神秘。
だけど、男性から見ないと解らない力や、男性にこそ神秘に感じられる部分もあるのだろう。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
すげー!
近未来叙事詩っていうのかしら。
福音書にも通じるものがある。
生物の存在意義に関する見解に同感。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
全てがギュッと凝縮して存在する、まさに1冊のコスモゾーン。
火星に帰る日を心待ちにする火星人と、
故郷を失ったエイリアンの 凛とした果てしない恋物語。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
ラストは賛否両論だと思うけど、私は納得できた。
みんな新しい天地で幸せになってくれ。
ただ、ひとりエルグだけが不憫ですが・゚・(ノД`)・゚・
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
でも、ESPが人間の退化だというのはすごくびっくりな解釈と思って、考えさせられました。
なんと言っても、エルグが切なくて、切なくて…。
同時にとても、とても、美しくて。
。
。
最後の星を想いながら角を砕くところは、本当に、本当に、泣けてきてしまいます。
星!
はやく成長して、エルグを迎えに行ってあげて~!
(´;ω;`)わーん!
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
子供の頃、赤い目になりたかった~~^q^
今読んでも名作だと思います^^*
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
火星人であることをひた隠しに生きてきた彼女に、謎の異星人エルグが接近。
故郷である火星に帰ろうと誘うが…。
SFものは絵がないとキツイ。
壮大なSFストーリーだが、結末も、個々のキャラクターもしっかりしていて読みやすい。
しかし「あんたの飲みしろ」の意味がわかんなかったことにさすがに一昔前の漫画なんだな、と思った。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
最後は希望があるような感じだけど、エルグのことを思うと切なくなる話だった。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
ただ基本的に物語はハッピーエンドであるという常識を他の作品で崩されつつあったころだったんだけど、この話のエンディングはハッピーエンドなのか違うのかで戸惑った覚えはあるなあ。
余裕があれば今もう一度。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
あの時代にこの完成度。
素晴らしい舞台背景・・。
秩序の中に切なさが垣間見えて・・。
「少女漫画」の枠を超えた、わたしの中の金字塔です。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
30年以上前に初めて読んだ時は、ラストに物足りなさを覚えたが、今回読み直して納得できた。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
萩尾望都と出会った人と出会えなかった人は、人生が変わるでしょう。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
母が自宅に所蔵していた。
生涯初めて読んだ本である手塚治虫『アトムキャット』(秋田書店?)に、主人公の飼い猫が大昔主人に殉死させられた猫の怨霊を打ち倒す話があったが、この物語にもそれと同様に「人間のエゴ」が絡んでいる。
地球人たちのエゴに対してエゴで応じる火星人たち。
双方を血で血を洗う争いから解き放とうとする主人公だったが…。
もし時雨沢恵一がこの物語を描いたなら、地球人も火星人も「同じ穴のむじな」つまり自分たちの都合しか頭になく、かつそれに自覚のない集団とするだろう。
そしてもし、かの男装の旅人が登場するなら、主人公の少女を「無力な中立」つまり双方にとってのいい面の皮として見るだろう。
結局、この作品も、時雨沢氏の作品同様「無自覚のエゴ」を描いているように思える。
作者の意図は知らないが。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
彼女は生まれ故郷の火星に強い憧れを抱くエスパーであった。
正体不明の美少年・エルグと出会ったことで、彼女の人生が大きく動き出す。
萩尾望都大先生のSF長編。
脇役もちゃんと活躍するのが素敵。
「主要キャラクターはあれだが、希望は残った…」という感じの終わり方や迫害されるエスパーという設定、溢れんばかりのSFイズムが竹宮惠子『地球へ…』を思わせる。
あれも名作。
しかし、この人の漫画は設定がしっかりしているのにいつも感心させられる。
一部の登場人物の造型や世界設定が『マージナル』に引き継がれてるように感じた。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
読了後は満腹でした。
え、これで終わり?的な話って、とても好きです。
説明不足じゃね?ぐらいが好きです。
それは隙間を想像するオタクの性、ではなく 笑
どこかに謎を残している話っていうのは、奥行きがとても広がっていて、品すら感じます。
ま、とにかく壮大でした!
やっぱり、すごい、としか。
エスパーに対する描かれ方に言葉を無くして、ぞくりとしました。
そして、無辺な愛の話ですね。
大好きです。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
思えば火星ものには惹かれてたくさん読んできた。
『火星のプリンセス』から『火星の人』まで。
多くの作品で描かれる「失われた火星」への郷愁が、故郷や子供時代を偲ぶ気持ちに重なるのかな。
それでいうと、この作品はあまりにもそれに満ち満ちていて、つらいくらいだ。
ところで『レッド・マーズ』の続編はいつ出るねん。
10年以上待っとるけど、ていうか、出るんかい。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
火星人の持つ火星への適応とESPを恐れる地球人は火星人を排除しようとする。
異星人同士の消えぬ戦いとひそやかに生まれる新しい命。
エルグと星の恋がいつの日か成就せんことを。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
読み返すほど奥が深くなってゆく。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
第11回ファン投票星雲賞コミック部門受賞。
白い髪赤い瞳火星生まれ主人公の壮大な萩尾望都さまスペースオペラ物語。
なかなかの難解さでしたが、これが当時の少女マンガに連載させていたことにビックリ。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
レジに持ってったら店番のおばちゃんが「これ、読むと元気出るよ」って言ってた。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
最後は希望があるような感じだけど、エルグのことを思うと切なくなる話だった。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
ただ基本的に物語はハッピーエンドであるという常識を他の作品で崩されつつあったころだったんだけど、この話のエンディングはハッピーエンドなのか違うのかで戸惑った覚えはあるなあ。
余裕があれば今もう一度。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
思えば火星ものには惹かれてたくさん読んできた。
『火星のプリンセス』から『火星の人』まで。
多くの作品で描かれる「失われた火星」への郷愁が、故郷や子供時代を偲ぶ気持ちに重なるのかな。
それでいうと、この作品はあまりにもそれに満ち満ちていて、つらいくらいだ。
ところで『レッド・マーズ』の続編はいつ出るねん。
10年以上待っとるけど、ていうか、出るんかい。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
火星人であることをひた隠しに生きてきた彼女に、謎の異星人エルグが接近。
故郷である火星に帰ろうと誘うが…。
SFものは絵がないとキツイ。
壮大なSFストーリーだが、結末も、個々のキャラクターもしっかりしていて読みやすい。
しかし「あんたの飲みしろ」の意味がわかんなかったことにさすがに一昔前の漫画なんだな、と思った。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
主人公の星が凛々しくて素敵です。
個人的にはこのころの絵が好きです。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
主人公の星が凛々しくて素敵です。
個人的にはこのころの絵が好きです。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
母が自宅に所蔵していた。
生涯初めて読んだ本である手塚治虫『アトムキャット』(秋田書店?)に、主人公の飼い猫が大昔主人に殉死させられた猫の怨霊を打ち倒す話があったが、この物語にもそれと同様に「人間のエゴ」が絡んでいる。
地球人たちのエゴに対してエゴで応じる火星人たち。
双方を血で血を洗う争いから解き放とうとする主人公だったが…。
もし時雨沢恵一がこの物語を描いたなら、地球人も火星人も「同じ穴のむじな」つまり自分たちの都合しか頭になく、かつそれに自覚のない集団とするだろう。
そしてもし、かの男装の旅人が登場するなら、主人公の少女を「無力な中立」つまり双方にとってのいい面の皮として見るだろう。
結局、この作品も、時雨沢氏の作品同様「無自覚のエゴ」を描いているように思える。
作者の意図は知らないが。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
赤い風の吹く星。
23世紀末の地球に天を見つめる1人の少女がいた。
レッド・星(せい)。
火星に生まれ、火星を恋する第5世代の火星人。
しかし、夢にまで見た故郷に帰った時、火星の大いなる災いが始まった。
火星と火星人の呪われた運命を救うため、
銀河系の中心で少女が見たものは……。
萩尾望都はまったくたいしたSF作家だと思う。
古い作品だけどまったく色あせない、今の時代読んでも
面白いSF。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
第11回ファン投票星雲賞コミック部門受賞。
白い髪赤い瞳火星生まれ主人公の壮大な萩尾望都さまスペースオペラ物語。
なかなかの難解さでしたが、これが当時の少女マンガに連載させていたことにビックリ。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
モトワールドにどっぷりつかりました。
今読んでもこの物語が持つスケールの大きさに感嘆してしまいます。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
レッド・星が格好良くって女性から支持されそう。
強く生きる彼女を応援しつつ、途中で起きる事件にハラハラしつつ最後は、幸せに生きる火星の子を思うのです。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
火星人の持つ火星への適応とESPを恐れる地球人は火星人を排除しようとする。
異星人同士の消えぬ戦いとひそやかに生まれる新しい命。
エルグと星の恋がいつの日か成就せんことを。
スター・レッド (1) (小学館文庫 はA 2)
と感動しました。
人が火星に生活圏を求めるようになった未来のお話です。
おもしろいです!