19世紀末のパリに現れたふたりのゴッホ。
のちの天才画家の兄フィンセントと画商の弟テオドロス。
子どもの頃から兄の才能を評価し、その絵を世界中に広める野望をもった弟は、マイペースを崩さない兄にやがて嫉妬と怒りを覚えはじめる。
だが、兄の身に起こった衝撃の事態を前に、弟はある作戦を仕掛ける決断をした…。
兄と弟の切ないまでに純粋な伝記ロマン、堂々の完結。
19世紀末のパリに現れたふたりのゴッホ。
のちの天才画家の兄フィンセントと画商の弟テオドロス。
子どもの頃から兄の才能を評価し、その絵を世界中に広める野望をもった弟は、マイペースを崩さない兄にやがて嫉妬と怒りを覚えはじめる。
だが、兄の身に起こった衝撃の事態を前に、弟はある作戦を仕掛ける決断をした…。
兄と弟の切ないまでに純粋な伝記ロマン、堂々の完結。
コメント
さよならソルシエ (2) (フラワーコミックスアル
途中でゴッホのお話だって気付いたけど、ゴッホは亡くなってから有名になった事と自画像くらいしか知らなかったので先入観なしに読めた。
一巻では、一見完璧な男テオの、兄の才能に嫉妬してる様が垣間見れたあたりで切なくなってしまった。
二巻ではそんな2人の兄弟の絆に涙。
もう少しフィオがテオの元を離れてからのフィオが見たかったなー。
怒りの感情を知ったフィオが、絵を描きながら世界の美しさを改めて実感した三年間。
読んだ後の充実感が二巻で完結とは思えない!
さよならソルシエ (2) (フラワーコミックスアル
画家の兄フィンセントと、画商の弟テオドルス。
天才画家を兄に持つテオは、絵を売ることに興味を持たない兄を世に出すため、奇抜な策略を仕掛けたー。
思いがけない二転三転があり、テンポが早いのでさくっと読めます。
キャラクターデザインは女性向け。
弟の兄に対する愛憎と、弟の兄に対する信頼が、若干BLっぽいですが…それも込みで楽しめると思います。
さよならソルシエ (2) (フラワーコミックスアル
これが歴史の真実なのかと思っちゃった位の。
いやいやまさかという。
面白いんだけど、いちいちテオが格好良すぎるのとか、
フィンセントの現実離れ感の演出の仕方が、
やっぱり少女漫画だなあと思っちゃって少し冷めてしまう部分もあるのですが、
全体的には2巻でさくっとまとまって面白かったです。
「式の前日」も今度読んでみます。
さよならソルシエ (2) (フラワーコミックスアル
全二巻。
弟テオの心情と、兄ゴッホの才能への確信が揺るぎなくて好き。
中身はしっかりしているのに、テンポがよいのであっという間に読み終わり。
欲を言えば、三話完結ぐらいでもう少しこの兄弟を見ていたかった。
さよならソルシエ (2) (フラワーコミックスアル
ゴッホ兄弟について、いっさいの無駄を削ぎ落とした超創作。
画商の弟の命がけのプロモーション戦略であったと、仮説で描ききった勇気にプルプルした。
さよならソルシエ (2) (フラワーコミックスアル
少し駆け足かなぁと思うし荒い感じ。
でも初期衝動で走り抜けたような清々しさがある。
ゴッホ兄弟とともに作者の情熱がひしひしと伝わってくる作品でした。
この方の画、あったかくて好きです。
さよならソルシエ (2) (フラワーコミックスアル
テオがどんな人だったかは全く知らないがゴッホ、これはないだろう…と思ったらこんなオチなのね。
さよならソルシエ (2) (フラワーコミックスアル
読んでいる間ずっと泣きっぱなしでした。
嫉妬と愛情は紙一重なんだなと、改めて教えてもらった気がします。
兄弟の間にある深い愛情を感じました。
感動しました。
さよならソルシエ (2) (フラワーコミックスアル
画壇界を席巻するパリ一の画商
グーピル商会のテオドルス・ファン・ゴッホ。
街に生きる普通の人々や
労働者たちのありのままの姿を描きたいと願うテオドルスの兄で、
のちの天才画家フィンセント・ファン・ゴッホ。
この漫画はそんな二人のゴッホの絆や確執を描いた
伝記ロマンです。
高い志を持った
日の目をみない芸術家たち(ボヘミアン)から
権威の犬や保守側の人間だと思われていたテオドルス・ファン・ゴッホが、
「体制は内側から壊すほうが面白い」と言った
まさかのセリフから
一気に引き込まれました。
(巨悪や権威に立ち向かう男たちほどカッコいいものはないもんね~笑)
貴族の肖像画や神話を元にした従来の権威主義の芸術とは違い
生活の中にある「ありのままの素晴らしさ」を描いた
テオドルスが企画したアンデパンダン展によって
美術革命を起こそうとする若き志士たち。
そしてその行動は
金持ちの美術蒐集家ではなく
一般の街の人たちから圧倒的な支持を受けるのです。
上流階級のためにあった「芸術」というものを
市井の人々のものにし、
貧しさに喘ぐ多くの人の人生を
美術によって救おうとする若き志士たちの行動は
素直に胸を打つし、
美術は労働者たちにも解るものだと唱え、
人間のありのままの姿を包み隠さず描く革命は
危険であったハズのロックという音楽が1970年代に入り
テクニックを重視しどんどん高尚なものに鳴り果てていく中で現れた
「パンク」というロック界の「揺り戻し」現象とカブってきて
個人的にはかなり共感しました。
もし、誰もが知っているゴッホのストーリーが
実は作られたものだったとしたら…
そんな斬新な発想と視点から
新たに紡がれたストーリーは
二人のゴッホの絆と
兄の才能を嫉妬する弟の葛藤を
実にスリリングに
そしてミステリアスに描いていきます。
しかし、作者の穂積さんは
デビュー作の「式の前日」のときから思ったけど、
やっぱこの人は天才ですね~。
わずか2巻の中に
これだけ濃厚なドラマを凝縮できる才能は稀有だと思うし、
天性のストーリーテラーだなと思いました。
映画『アマデウス』のモーツァルトとサリエリ、
西川美和監督の傑作『ゆれる』の
オダギリジョー演じる写真家の弟と香川照之演じる冴えない兄、
『ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ』の凡人の姉ヒラリーと天才の妹ジャッキー、
『ソーシャル・ネットワーク』の
真面目な優等生だが仕事のセンスのないエドゥアルドと
友達のいない変人だがやることなすこと上手くいくセンス抜群のマークなどなど、
才能を持つ者と持たざる者の対比を描いた映画や小説は多い。
才能を持つ者は持たざる者の苦悩を理解できないし、
そもそも自分が才能を持つ者であることにすら気付かない。
反対に才能があるが故の
誰にも理解できない孤独感ってのもあるんですよね。
兄と弟の絆や確執がメインテーマではあるけど、
保守的な美術界を変えるために戦った
若き志士たちの記録として見ても
なかなか面白い作品です。
全2巻。
さよならソルシエ (2) (フラワーコミックスアル
・゜・(ノД`)・゜・。
と、泣きたくなったけど。
兄弟の想いが純粋で、
「もしも」を感じて、
ほっこりした気持ちになりました。
#さよならソルシエ #褒め論 #漫画
さよならソルシエ (2) (フラワーコミックスアル
兄の人生を作り上げるという行動は、兄への嫉妬や羨望などの複雑な感情もすべてひっくるめた、弟の一番の愛情表現なのだろう。
さよならソルシエ (2) (フラワーコミックスアル
アカデミーの人間の暴力と兄弟の確執が。
フィンセントとテオは互いの思いを吐露することで、方向性をひとつにする希望が提示されるも、あっけなく崩壊してしまう……
ゴッホ(フィンセント)の死に謎が多いため、全く新しい解釈(アナザーストーリーというフィクション)が提示される。
通り魔(強盗)の現場に居合わせ刺殺されてしまうという人生の幕切れを、愛情不足の狂気の画家、炎の画家というストーリーを与えて世間にセンセーショナルに公表する……というテオのマーケティング手腕。
それを指して“ソルシエ(魔術師)”という……
美術史でも独特な作風と、ゴッホ自体が謎が多いミステリアスな存在であることが魅力のひとつである訳で……
それが“フィクションによるプロデュース”というのが面白い。
美術史は結局、後世に語り継がれていること(裏付けは取るが)で判断されているし、よく贋作でもつくりこんだフィクションが存在する場合もある……
読み終わった後に、美術史全体のミステリーについても思いを馳せる、面白い作品。
原田マハのようなイメージ。
2013年の『ゴッホ展』に因むのだろう。
2019年にもまた、『ゴッホ展』( https://go-go-gogh.jp/ )がある。
さよならソルシエ (2) (フラワーコミックスアル
絵の雰囲気とかは時代にも作品にも合っていると思うのですが、
兄の才能に嫉妬しつつも、兄から離れられない俗世的には優秀な弟・・・というパターンにはまり過ぎた感があり・・。
どこかで抜け出して欲しかったです。
さよならソルシエ (2) (フラワーコミックスアル
そして説得力のある画力…ホント巧いね、穂積さんは。
ただ巧すぎて隙がない…ので気が抜けないのです。
でも巧い。
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描写が美しくて、しばらく何度も読み返してしまった。
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とちょっと残念に思いましたが…ひさしぶりにマンガ読んで泣きましたーー(´;ω;`)
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もう少し長くなるかなーと思っていたのでちょっと残念。
タイトルの意味も明確、話にも仕掛けがあって感心しました。
もう少し長かったら、主人公たちの心情を掘り下げられたのかしら?とも思ったり。
創作だけど、実在した人物に興味をもたせるきっかけ作りを担っている点も良い。
大胆不敵、実に挑戦的な作品かと。
一発食わされました。
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史実と創作の融合、漫画ならではの展開・見せ方が見事!
主役は勿論、サブキャラも魅力的なんだし、もうちょい巻数延ばして、じっくりエピソード描いて欲しかったなあ、駆け足感が勿体ない!
さよならソルシエ (2) (フラワーコミックスアル
と有名な絵くらいしか知識ないまま読みました。
当然、昔の人だから生い立ちはいろんな仮説があって、おもしろい。
これ読んでつい調べてしまいました。
確かに絵だとかアートで評価されることの難しさを感じました。
ただうまくだけでは注目されない。
後半の生い立ちの捏造の件は引き込まれました。
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穂積さん的にはもう書ききったって感じなのかな?もっと詰め込みたい要素もあったのかな?
神様の悪戯に翻弄されたような兄弟だった。
二人が二人共色々な感情を抱えて生きて、でも幸せだったんだろうなあ。
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作中の芸術論にも注目して読んでみるととても面白いと思います。
さよならソルシエ (2) (フラワーコミックスアル
賢者は愚者(=世間がそう評しているだけで実はほんものの天才)に追いつけない、というが、結局は最後までその思いから抜け切れない主人公の弟の悲哀が伝わってくる。
欲を言えば、同じく画家を志したという弟から見て、兄が「才能の無駄使い」を犯すその残酷なまでの天然さと、超越したその才能に対する激しい嫉妬の感情が揺れ動くところ、兄の絵に感動し喜びに打ち震え、激しく嫉妬し、憤り、自分の才のなさを見せつけられ絶望し、というその何度となく繰り返す様を紙幅をとって描いてほしかった。
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この話についてもそうだけど、
「穂積」さんの話も知りたいなあ。
どんな人かなあ
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無視など出来ないのだ。
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なんだか、正にも負にも、どちらにも転んでしまえそうで。
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彼がいかにして兄のゴッホを世に売り出し、炎の画家と呼ばせる
伝説を作りあげていったのか、その手腕と才能をとても興味深く
読むことができた。
また、まさかの展開も面白く欲を言えば、もう少し長編で読んで
みたかった。
読了後は美術館でゴッホの絵を改めて見てみたくなりました。
さよならソルシエ (2) (フラワーコミックスアル
ゴッホについて全く詳しくなかったが楽しめた。
テオがかっこよくも切なかった。
著者の作品はこれが初めてだが、絵が好みだったので前作も読んでみたい。
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あと1巻ぐらいあったほうがよかったかも。
良くも悪くも少女漫画なので、史実がどうのとか細かいところが気になるかたにはおすすめできません。
表情などとても魅力的なので、お好きなかたは是非。
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才能とは英語で、ギフト。
神様からもらった才能=ギフト。
兄の絵を世に知らせるためだけに、奮闘する弟テオの姿勢は、兄に対する奇形な愛にあふれていてそれが本当に強く伝わってきました。
兄の絵を広めるために、そこまでするのか。
テオには、絵画の才能はなくても、世界を操る才能が神より与えられていたのではないか。
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そう来たか!
Σ( ̄□ ̄;)
『式の前日』のときも驚かされましたが、
まさか「史実」を絡めたお話をこう転がしてしまうとは!
2巻の展開がすごく早かったように感じます。
テオとフィンセントの関係や、テオの内心、
またいろんな画家たちや画壇との関係を
もう少しじっくり見たかったなとも感じました。
『このマンガがすごい!
』で興味を持って手に取った作品でしたが、
『式の前日』のとき同様、引き込まれました。
次回作も楽しみです。
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展開や構成もとても映画的だったような。
とにかく最初から最後までテオドルスがかっこよかった。
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弟テオドルスが兄ヴィンセントを、ここまで支える理由が描かれる。
天才の兄/弟と非凡な弟/兄という関係性は、古今東西、多くの物語で語られてきたものだけれども、結末は読者を裏切る。
その点で読む価値は十分にある作品。
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シンプルに、そう思った。
世界のすべてが美しく映る瞳と、描かなければ生きている意味がないというその才能がひどく眩しい。
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この作者、「式の前日」(デビュー作)でも、衝撃を受けたけど、今回の作品も素晴らしい。
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歴史は語られたもの。
記録されたことが歴史なのかな。
「
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意外ではあったけど決められた着地点に綺麗に向かっていったようなラストでした。
画力もさすが。
ゴッホに興味がわいた~。
どこまで本当と言われてるんだろう。
読み比べてみたいな~。
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まさか2巻で完結とは思わなかった……。
面白かったけれど、消化不良。
もともとの期待値が高すぎたというのは認める。
急ぎすぎて読者置いてきぼりな感じ。
もっと商会との対立や民衆の心の動きとか、いろいろを深くつっこんで描いてほしかった。
兄の絵の才能が羨ましい...そうテオは言っていたけれど、フィンにとっては皆に愛される切れ者である兄のありかたそのものが才能に見えたんだろうな……。
どちらかというとフィンのほうに共感してしまう。
テオが憎まずにはいられないっていうのもわかるけど、二人で絵を広めるためにがんばっていくところも見たかった。
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ピースがはまっていき、おお~こう来るか!
と。
ゴッホの生涯はなんとなく知っていて、かなり違う話になってるな~と思ったのだけれど、こういう展開だとは!
テオの愛が胸に染みた。
才能(ギフト)って、なんなんだろうね。
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いい話だとは思ったけど、読み手がひねくれているせいかクサくも感じた。
題材としてはおもしろかった
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テーマが大きいだけに、もっと時間をかけて描いてほしかったなー、というのがひとつ。
それからラストは、たしかにびっくりはさせられるのだけど、そこまでの過程が短すぎるのであまり説得力がないように感じてしまった。
せっかく周りのキャラクターも魅力的だったのに、これでは1巻の内容にどれだけ意味があったのか…。
個人的にはこの方の漫画は、短編にしろ連載にしろすべて、叙述的なひっかけによるどんでん返しというパターンになってしまっている気がするので、せっかくの連載ということで、人間ドラマをていねいに描くようなストーリーが見てみたかったなあ、という気持ち。
期待値が高かっただけに、なんとなく残念な気持ちのほうが勝ってしまっています。
うーん。
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さよならソルシエ (2) (フラワーコミックスアル
http://orecen.com/manga/bon-au-revoir-sorcier02/
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そういう話にしちゃうんだ!
弟の執念というか情念の熱さだよねえ……。
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だから左耳をきってしまい精神を病んでしまった末自殺したこと、弟がいること、そしてひまわりと自画像くらいの印象しかありませんでした。
だからこれを弟のテオが作り上げた架空の人生にしてしまうことに驚きました。
確かに壮絶な人生の中で描かれた絵のほうが見てみたいかも。
弟のテオは私もほとんど知りません。
全くと言っていいほど。
だからこのマンガで知りたくなりました。
よほど有能だったに違いない。
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と思いながら読み進めていき、後半の仕掛けに感心した。
歴史に残る兄の黒子に徹した弟の本心を吐露するシーンにぐっと心を掴まれる。
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終わりは悲しく、それでも夢は叶ったのが救われた気持ちになった。
世界を変えた兄弟。
人生において良かった部分だけをみて楽しんでいた芸術を人生すべてに置き換える芸術にした。
それを描く人間フィンセントとそれを世に広めたテオドルスの夢を見せてくれました。
魔法使いという名は2人が担ってこそと思えるほどのシナリオ運びで、冷静沈着だったテオは嘆き悲しみ、フィンセントは激昂しながらも笑顔を絶やさないところがキャラの表情を描ききっていました。
その果ては史実どおりテオドルスを残して逝ってしまったフィンセントでしたが、それでも夢を弟に残していたのが良かったです。
そして、世界中を幸せにしたい画家を見事世界に伝え兄弟の夢を叶えたソルシエの魔法。
このシナリオ上では2人揃ってのゴッホだったのではないかと思いました。
本当の意味でこの兄弟が世界を変えていたのがなんとも救いのある話でした。
ゴーギャンなんか文字だけだし、妹もテオの奥さんもまったく出ませんでしたけど、いい創作物としてすごい感動できました。
この兄弟に焦点をあてて話を展開するとこんな話になるのかと面白くもありました。
特にテオがフィンセントを失った後の嘆きなんかはとても強烈でした。
また穂積先生の次回作が楽しみになるそんな作品でした。
面白かった。
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うーん…いまひとつ…。
ちょっと挑むには早かったのでは。
若干表紙サギなんだよな。
。
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と唸りました。
鮮やかな終結。
ただやっぱりもう少し長い方がよかった?のかな。
駆け足な部分も。
兄弟愛ものとしては、本当に、よかったです。
2014不忍一箱古本市にて売却
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いい漫画でした。
終わり方も綺麗で、何度か見直したくなります。
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絵は、すっきり大人っぽく好みです。
ストーリー展開もおもしろく、ワクワクしながら、一気に2冊読みました。
才能は「ギフト」、でも本当のギフトは「君」。
泣かされます。
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亡くなった人の写真を笑顔にして描いたところにはウルッときました。
私は絵画に興味を持ったことはないけれど、この作り話を許せない人達のレビューのおかげで、ゴッホにとても興味が出てきました。
手紙も読んでみたい。
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最初の違和感は後半で納得し、兄弟の愛情に少し泣きました。
5冊ぐらい続くのかな?と思っていたので、コンパクトにまとまりすぎてるのが、もう少し読みたかったな…。
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特に二点。
ひとつは、当時のパリの風景を書き切れていないこと。
「兄弟が幼い時を過ごした」田園と、大都市の対比はこの作品にとって不可欠なはずですが、描写が説明的で雰囲気が立ち上がってこない。
例えばバルザックを読まれれば、紙の上に都市を立ち上げるということが、如何に大事業かわかるはずです。
もうひとつは、ふたりの性格設定と感情の流れが単調で陰影に欠けること。
天才の兄を持つ弟の感情というのは、こんなに単純なものでしょうか?相手はゴッホなんですよ?
この程度の設定なら、ゴッホ兄弟である必要はないと思います。
全体的に『式の前日』で見られたような細やかさが失われてしまっているように感じます。
残念ながら、取り上げるのが早かったのでは。
次回作に期待です。
オムニバス形式の短編とか読みたいです。
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こうやってテオが作り上げた「フィンセント・ファン・ゴッホ」を見ているのが今の私達なのか。
テオ最期まであっぱれだったよ。
上下2巻でとてもよくまとまった話だと思った。
このテオを良知真次さんで演じられる姿を見れるかと思うと、とても楽しみ。
さよならソルシエ (2) (フラワーコミックスアル
2巻はちょっと急加速して、ん?と思うこともあり-1☆。
でも一応気持ちよく完結していて良かったです。
フィクション漫画としてなら、かなり面白かった漫画の部類でした!
。
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連載の時はちょっと???でやめちゃったけど、まとめて読んで分かった。
この人の書くものはエピソードも気持ちも濃密に圧縮されていて、連載のページ数では全然足りない!
2巻も短かった。
のに圧倒された。
もうちょっと長い話も読んでみたいけど、ギュギュギュっと詰まってるとこが魅力的。
さよならソルシエ (2) (フラワーコミックスアル
そう来るか!
ファン・ゴッホ兄弟に思い入れがある人でなければ、面白く読めるのでは。
昨今日本で話題になった「作品/功績」とその裏の「ストーリー」という意味でも興味深い作品。
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なんとなくしばらく読んでなかった。
面白かった。
ははぁこうきたかぁ、みたいな。
逆に、こういうのもよかったかもしれない、幸せだったならそれもいいなぁなんて。
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目が見えて当たり前、耳が聞こえて当たり前、そこに、有り難みを感じようとするならば、一度不便になる事だ。
才能に対して妬み嫉みを持つ事は己の向上心の現れだから、喜ばしい事なのにそれを恥じる人が多い。
実際はそのような気持ちを持った後に他者の足を引っ張った時にだけ恥ればよい。
兄弟という、切っても切れない縁の中でどう生きたのか是非読んでもらいたい。
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もう少し長い連載の方が面白かったんじゃないかな…。
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欲を言えば、兄を激昂させる場面はもっと激しくても良かったかな。
でも、とても良い作品でした。
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2巻完結っていう潔さも素敵。
長く続けようと思えば続けられたと思うけど、作者的に一番描きたかったのが、きっと2巻の後半、ゴッホの人生はでっち上げられたもの、っていう設定だったんでしょうね。
個人的には正直、ゴッホの絵によって救われる人たちを描いた、1巻の展開の方が好きだったんですが。
でもそれを続けたら今度はマンネリっていう問題が出てくるだろうし、作品全体のバランスで見ると、絶妙なのかなって思います。
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このマンガがすごい2014はこれが獲るだろなと読んでないのに思ってたけど(笑)書店員嗅覚あったみたい☆ゴッホを弟目線でとか、解釈の新しさとか。
いや、兄弟愛でめちゃ泣ける。
さよならソルシエ (2) (フラワーコミックスアル
絶句、と言い換えてもいい
穂積先生の、ストーリーを生み出し、それを漫画って表現の形にする能力に、戦慄すら覚える、そんな心臓そのものを握り潰さんばかりに迫ってくる、単純なパワーが全体的に溢れている作品
本編は白黒であるにも関わらず、線一本に激しさが満たされているからか、豊かな彩りを感じてしまうほど
人間らしい感情を、ここまで鮮明に、眩しい生気を感じさせるほどにパワフルに描ける少女漫画家は確実に限られるだろう
内容はここに綴れない
ネタバレにレ点を入れれば、書いても構わないと頭で判っていても、いざ、どんな内容か、を声を大きくして書こうとすると、手が止まる
自分の実力不足ってのも当然ながらあるのだが、何よりも、この『さよならソルシエ』の漫画としてのレベルがあまりにもズバ抜けて高すぎ、魅力以前に内容すら説明できなくなる
褒め言葉として使うが・・・どう言う神経をしていたら、こんな漫画が描けてしまうのか、不思議を通り越して怖くすらある
妬み、憎しみ、恨めしさ、そんな負の感情、お世辞にも綺麗とは言えないモノで繋がっていたからこそ、この兄弟は深い部分まで繋がれていたのかも知れません
“持つ”故に苦しめられた者と、“持たざる”からこそ苦しめた者の、互いを傷つけるような、同時に、慈しむような葛藤の日々
ハッキリ言って、他の漫画家には描けない漫画。
仮に、台詞も展開も全て同じであったとしても、穂積先生のこの画でなかったら、感動は半減だろう
穂積先生が描いているからこその、『さよならソルシエ』なのだ
魔法使いはテオドルスだけじゃない、って事ですよ
さよならソルシエ (2) (フラワーコミックスアル
ネタバレです。
ゴッホと彼を支える弟の話、と思わせて、あ、いや、実際支えていたのだけど、個展を前に暴漢に襲われて亡くなったゴッホの人生そのものを作り替え、それを広めた、弟の話(?)
我々が知ってるゴッホの人生は実は戯曲作家による作られた人生。
うーん、突拍子もなくて、へぇ~となりました。
面白かった。
ところで、兄に対する夫の執着的愛がBL臭満々だったように感じたのは私自身が腐れてるからです(笑)
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見どころ満載で、ラストシーンも感動。
『世界はね きっといつだって
信じることからはじまるんだ』
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兄弟が対峙するシーンの作画がかっこよすぎて鼻血ものでした(^q^)
芸術の才能を持つ兄に、ストーリーを構築して必死に広める弟…どっちも狂気的でした。
これからの穂積さん作品も楽しみ!
さよならソルシエ (2) (フラワーコミックスアル
フィンセント初めての怒りの果ては、
兄弟の絆と宿命への道。
兄の死に、テオがとった行動は驚愕!
ものすごい想像力です!
こんなゴッホ兄弟、考えつきませんよ~。
さよならソルシエ (2) (フラワーコミックスアル
「世界はね きっといつだって 信じることからはじまるんだ」
ゴッホのことをよく知らないので、どこまでがフィクションで、どこまでがリアルなのかわからない。
読む前にゴッホのことを少しでも調べて見た方が楽しめたに違いない。
才能のある家族がいると、その影響をうける側は大変。
それはいつの世でも変わらないんだろうなぁ…
さよならソルシエ (2) (フラワーコミックスアル
読んで初めてゴッホ兄弟の話だと知りました。
しかも、主人公はゴッホ弟。
つか、弟がいたのかー、ゴッホには。
ネットで写真見たらなかなかのイケメンでした。
ただ、漫画よりもかなり線の細そうなイメージですが。
漫画のテオはふてぶてしいですからね。
作者のキャラ造形への強い意気込みを感じます。
側にいるのは辛いが、失うのはもっとつらい。
テオの葛藤は、神様からのギフトを受け取った人の側にいる万人の葛藤を代弁しているようです。
さよならソルシエ (2) (フラワーコミックスアル
良い題材だし、もっとボリュームのある作品になれば良かったのかなと思いますが、少女漫画のくくりの作品なのでこれはこれでアリなのかな?
さよならソルシエ (2) (フラワーコミックスアル
テオくんかっこよかった!
才能に嫉妬するとこね。
テオくん壊れて欲しかったくらい(*≧∀≦*)キャハ???
二巻でおわり。
もう少しテオくんの日常とか見たかったけどイケメソ過ぎて日常が似合わない感じになってたね。
魔術的イケメソ(笑)最高級紅茶しか摂りません。
ただ捏造劇のとこはちょっと練りが足らん気がしたー。
全部言わせてから訂正させた方がよかった?ドヤ顔が連続で繰り出されるとちょっとなえちゃうん。
。
うーん。
やっぱもう1巻欲しかったな。
さよならソルシエ (2) (フラワーコミックスアル
歴史小説をはじめとして、実在の人物をモデルに創作することはよくある。
しかし、通常はそれが創作だと分からないように、あたかも本当であったかのように描く。
読者はすっと受け入れるのが通例だ。
この作品の漫画史を画する部分は、確信犯的に、読者にそうと分かるように、創作したことだ。
正直すぎるといってもいい。
たいていの読者は、すでにある意味、作られたゴッホ兄弟のイメージを持っているため、裏切られたと思う。
評価もしないだろう。
しかし、本作で見逃してはならないのは、二人のゴッホの本質を捉える努力をしていることだ。
わざとらしい構成を使いながらも、「いまの時代」につらなる美のあり方を伝えることに成功していると認めないわけにはいかない。
さよならソルシエ (2) (フラワーコミックスアル
「式の前日」の作者の2作目(正確には単行本化されてない短編が間にあるみたいだけど)。
とんだ新人作家だね!
まったくもー。
ゴッホの弟テオが主人公の物語。
どうして、このゴッホ像を作ろうと考えついたのかが気になる。
作者がゴッホの絵に感動して、そこから感じた人物像なのかな。
「これらの絵は本当に気性の激しく孤独な人間が描いたのだろうか?いや、こういう絵を描く人はきっと、、」
というインスピレーションからだったら面白いなあ。
個人的に最近「ハチミツとクローバー」を読み返したところなので、才能を持つ者持たざる者、兄弟の葛藤が重なった。
さよならソルシエ (2) (フラワーコミックスアル
というオチでした。
最後に打った大芝居と、兄のその後を歴史に残した大事業は
弟への愛情なのか、自分の生きた証を残したかったのか…。
超オススメ!
…ってわけではないですが
読後感さわやかで、色々と考えたり語りたくなる点がオススメです。
(´∀`*)
さよならソルシエ (2) (フラワーコミックスアル
このオチはこのオチでよかったですが、ゴッホ×ゴーギャン的な展開は一切ないので、お気を付けください。
つーか、ゴーギャン、登場しないし。
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少し歪んだ兄弟愛かと思って読んでいたけど、最終的には純粋すぎる兄弟愛なのだなと....
ゴッホには、謎も多いみたいだし、こういう解釈もあるのだなぁと感動しました。
美術に興味ない人でも読んでみるとよいと思います。
さよならソルシエ (2) (フラワーコミックスアル
この作者、「式の前日」(デビュー作)でも、衝撃を受けたけど、今回の作品も素晴らしい。
さよならソルシエ (2) (フラワーコミックスアル
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良い題材だし、もっとボリュームのある作品になれば良かったのかなと思いますが、少女漫画のくくりの作品なのでこれはこれでアリなのかな?
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才能とは英語で、ギフト。
神様からもらった才能=ギフト。
兄の絵を世に知らせるためだけに、奮闘する弟テオの姿勢は、兄に対する奇形な愛にあふれていてそれが本当に強く伝わってきました。
兄の絵を広めるために、そこまでするのか。
テオには、絵画の才能はなくても、世界を操る才能が神より与えられていたのではないか。
さよならソルシエ (2) (フラワーコミックスアル
そう来たか!
Σ( ̄□ ̄;)
『式の前日』のときも驚かされましたが、
まさか「史実」を絡めたお話をこう転がしてしまうとは!
2巻の展開がすごく早かったように感じます。
テオとフィンセントの関係や、テオの内心、
またいろんな画家たちや画壇との関係を
もう少しじっくり見たかったなとも感じました。
『このマンガがすごい!
』で興味を持って手に取った作品でしたが、
『式の前日』のとき同様、引き込まれました。
次回作も楽しみです。
さよならソルシエ (2) (フラワーコミックスアル
終わりは悲しく、それでも夢は叶ったのが救われた気持ちになった。
世界を変えた兄弟。
人生において良かった部分だけをみて楽しんでいた芸術を人生すべてに置き換える芸術にした。
それを描く人間フィンセントとそれを世に広めたテオドルスの夢を見せてくれました。
魔法使いという名は2人が担ってこそと思えるほどのシナリオ運びで、冷静沈着だったテオは嘆き悲しみ、フィンセントは激昂しながらも笑顔を絶やさないところがキャラの表情を描ききっていました。
その果ては史実どおりテオドルスを残して逝ってしまったフィンセントでしたが、それでも夢を弟に残していたのが良かったです。
そして、世界中を幸せにしたい画家を見事世界に伝え兄弟の夢を叶えたソルシエの魔法。
このシナリオ上では2人揃ってのゴッホだったのではないかと思いました。
本当の意味でこの兄弟が世界を変えていたのがなんとも救いのある話でした。
ゴーギャンなんか文字だけだし、妹もテオの奥さんもまったく出ませんでしたけど、いい創作物としてすごい感動できました。
この兄弟に焦点をあてて話を展開するとこんな話になるのかと面白くもありました。
特にテオがフィンセントを失った後の嘆きなんかはとても強烈でした。
また穂積先生の次回作が楽しみになるそんな作品でした。
面白かった。
さよならソルシエ (2) (フラワーコミックスアル
「式の前日」の作者の2作目(正確には単行本化されてない短編が間にあるみたいだけど)。
とんだ新人作家だね!
まったくもー。
ゴッホの弟テオが主人公の物語。
どうして、このゴッホ像を作ろうと考えついたのかが気になる。
作者がゴッホの絵に感動して、そこから感じた人物像なのかな。
「これらの絵は本当に気性の激しく孤独な人間が描いたのだろうか?いや、こういう絵を描く人はきっと、、」
というインスピレーションからだったら面白いなあ。
個人的に最近「ハチミツとクローバー」を読み返したところなので、才能を持つ者持たざる者、兄弟の葛藤が重なった。
さよならソルシエ (2) (フラワーコミックスアル
まさか2巻で完結とは思わなかった……。
面白かったけれど、消化不良。
もともとの期待値が高すぎたというのは認める。
急ぎすぎて読者置いてきぼりな感じ。
もっと商会との対立や民衆の心の動きとか、いろいろを深くつっこんで描いてほしかった。
兄の絵の才能が羨ましい...そうテオは言っていたけれど、フィンにとっては皆に愛される切れ者である兄のありかたそのものが才能に見えたんだろうな……。
どちらかというとフィンのほうに共感してしまう。
テオが憎まずにはいられないっていうのもわかるけど、二人で絵を広めるためにがんばっていくところも見たかった。
さよならソルシエ (2) (フラワーコミックスアル
賢者は愚者(=世間がそう評しているだけで実はほんものの天才)に追いつけない、というが、結局は最後までその思いから抜け切れない主人公の弟の悲哀が伝わってくる。
欲を言えば、同じく画家を志したという弟から見て、兄が「才能の無駄使い」を犯すその残酷なまでの天然さと、超越したその才能に対する激しい嫉妬の感情が揺れ動くところ、兄の絵に感動し喜びに打ち震え、激しく嫉妬し、憤り、自分の才のなさを見せつけられ絶望し、というその何度となく繰り返す様を紙幅をとって描いてほしかった。
さよならソルシエ (2) (フラワーコミックスアル
彼がいかにして兄のゴッホを世に売り出し、炎の画家と呼ばせる
伝説を作りあげていったのか、その手腕と才能をとても興味深く
読むことができた。
また、まさかの展開も面白く欲を言えば、もう少し長編で読んで
みたかった。
読了後は美術館でゴッホの絵を改めて見てみたくなりました。
さよならソルシエ (2) (フラワーコミックスアル
と思いながら読み進めていき、後半の仕掛けに感心した。
歴史に残る兄の黒子に徹した弟の本心を吐露するシーンにぐっと心を掴まれる。
さよならソルシエ (2) (フラワーコミックスアル
史実と創作の融合、漫画ならではの展開・見せ方が見事!
主役は勿論、サブキャラも魅力的なんだし、もうちょい巻数延ばして、じっくりエピソード描いて欲しかったなあ、駆け足感が勿体ない!
さよならソルシエ (2) (フラワーコミックスアル
絵の雰囲気とかは時代にも作品にも合っていると思うのですが、
兄の才能に嫉妬しつつも、兄から離れられない俗世的には優秀な弟・・・というパターンにはまり過ぎた感があり・・。
どこかで抜け出して欲しかったです。
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2巻はちょっと急加速して、ん?と思うこともあり-1☆。
でも一応気持ちよく完結していて良かったです。
フィクション漫画としてなら、かなり面白かった漫画の部類でした!
。
さよならソルシエ (2) (フラワーコミックスアル
展開や構成もとても映画的だったような。
とにかく最初から最後までテオドルスがかっこよかった。
さよならソルシエ (2) (フラワーコミックスアル
全二巻。
弟テオの心情と、兄ゴッホの才能への確信が揺るぎなくて好き。
中身はしっかりしているのに、テンポがよいのであっという間に読み終わり。
欲を言えば、三話完結ぐらいでもう少しこの兄弟を見ていたかった。